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依存症治療の難しさ

  • 執筆者の写真: lapinカウンセリング
    lapinカウンセリング
  • 2020年2月13日
  • 読了時間: 3分

今日の夕方のニュースは槇原敬之さんの覚せい剤取締法違法の疑いで逮捕された事ばかりでした。相次ぐ芸能人の逮捕。世間の反応は様々なことでしょう。


つい先日、NHKでこんな番組がありました。

http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=22033&f=fb


サンドイッチマンによる病院でしか聴けないラジオの収録の様子を放送する番組で、先日は依存症治療で有名な久里浜医療センターでした。


依存症と診断された入院中の方や外来通院の方、勤めているナースが赤裸々にお話をしてくれています。こういう話ってなかなか聴けるものではないと思うので貴重な番組ですよね。止めたいと思っているのに止められない…この辛い葛藤と自分の意思だけではコントロールすることの出来ない症状が病気によるものなのに、やはり世間一般では「本人の意志が弱いからだ」とか「だらしがない」などと安易なレッテルを貼られてしまう…ただでさえ止められなかった自分自身にガッカリしているのに更に追い打ちをかけられてしまうのです。


またFacebookでもこんな記事がシェアされていました。

https://news.line.me/issue/oa-buzzfeed/d1d8cd0921d8?utm_source=line&utm_medium=share&utm_campaign=none


依存症治療で有名な松本俊彦先生のお話です。松本先生のお話はとてもわかりやすく示唆に富んでいます。治療も「なるほど!そういう風にするといいかも!」と納得できるのですが、それを実行するには社会の受け皿だったり、その前段階の世間一般の価値観を変える必要があったりなど、社会全体で取り組まなければならない課題なのではないかと思ってしまいます。うーん、難しい…


でも、だからこそ、こういう時に芸能人の力が必要とされているのかもしれません。芸能人が逮捕されて謝罪会見を開くことはあるけれど、その後芸能界から去ってしまって「あの人は今」となるより、逮捕された経験を活かした活動に力を注いでいます!という活動をした方が良いのではないでしょうか!?


まさにその代表格だった田代まさしさん!薬物使用による逮捕からダルクスタッフとしてテレビで啓発活動をしていた矢先の再々??逮捕。ファンとしては残念なニュースでしたがまた刑期を終わったらダルクに入所してテレビに出てきて欲しいと思います。何度でも再スタートを切れるぞ!というメッセージを送って欲しいと思うのです。


同様に現在は清原和博さんも松本先生と共に活動をされていますよね。芸能人や有名人の方が治療に取り組む姿や啓発活動をする事で社会の関心事となり、そこから世間一般の意識変容へと寄与できたのなら、逮捕というマイナス面ばかりで終わらずにいられると思います。


だから芸能人の薬物報道を「またかよー」と素通りするのではなく、少し立ち止まって「何故なのか」と関心を持ってもらいたいなと思います。


 
 
 

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