Cafe Mortel (カフェモーテル)~気軽に『死』について話してみよう~
- lapinカウンセリング
- 2020年1月28日
- 読了時間: 2分
更新日:2020年2月1日
カウンセリング担当の小口千英です。昨日から大雪❄の予報でしたが宇都宮は大丈夫でした。明日も雨の予報ですが気温が17度になるとか!?変な気候ですね。
さて本日は【Cafe Mortel(カフェモーテル)】について説明します🍀
【Cafe Mortel】はフランス語です。なので本当はCafeの『e』上に『’』が付くのですがスマホでは表示できず…そのままで書かせていただきます。
みなさんは【Death Cafe(デスカフェ)】をご存じですか?【Cafe Mortel】は【Death Cafe】のフランス語表記なのです。
では【Death Cafe】とはなんでしょう?
およそ10年前にスイスのヴィソワ村在住の社会学者バーナード・クレッタズが妻の死を契機に「死」についてカジュアルに話す会を開いたのが発端で、世界中に広がり、日本でも開催されています。
実際にはコーヒーとケーキを食べながらの様ですが、普段話す機会の少ない『死』についてだって何かを食べたり飲んだりしながら話せば緊張緩和にもなりますよね!それが甘い物なら尚のこと🍰☕
その【Death Cafe】を月に1~2回、宇都宮で開催しています。主にご家族を亡くされた方がその悲しみや辛さを話してくださいますが、死生観についてや死とは何かを探求されている方も参加されています。
『話すこと』の効果は絶大で、始めは話の筋道も整理も出来ていない状態で混乱しながら話していても、何度か話すうちに整理され、話のまとまりが出来、筋道立ってくるものなのです。そうなると自分の感情や問題を把握しやすくなり、次のステップへと進みやすくなります。
つまり自分で問題解決をしやすくなるのです。
また【Cafe Mortel】では『言いっぱなし、聞きっぱなし』というルールを取り入れています。自助グループの会でも用いられるルールで「自分の話したいことをただ話す、聞いている人はその話をただ聞く。けして、意見や批評をしない」というものです。
これによって言いづらいことも「この場だから安心して話せる」という雰囲気を持ってもらえます。
大切な人を亡くした悲しみは時の経過だけでは癒されません。いかにその悲しみや辛さを消化できたかが重要なのです。その消化という過程の一部を担えたらと思い続けていくつもりです。
ご興味ある方はお気軽にお越しくださいね✨
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